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メディア掲載

窓月伴吟 2007秋の独立選抜展[アートマインド150 2008,1]

写真1「窓月伴吟」小野寺啓治 論評
土田帆山の窓月伴吟は、この秋、東京都美術館に会場を移した秋の独立選抜書展に出品された作品で、金文を四字、形や置く位置を八十八歳の自由な心境で心象描画を試みる。ここでは書法の厳しい拘束を超越し、線に自由な表情を豊かに示し、形は広い大地を闊歩する。この境地は、厳格な書法を踏まえる表現から脱皮し、米寿に至って辿り着く高い心境の表現の賜物である。点や線の一画が、これほど表情を持ち豊かなのも見事だ。

出典詳細

写真

アートマインド150 2008,1

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